コミュニケーションアップ術

コミュニケーション能力は、看護師にとって重要なスキルだ。コミュニケーションの中には、言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションとがあるが、後者の場合は言葉だけでなく立ち振る舞いや立ち位置などにも配慮が必要である。また、看護師の白衣はときに威圧的で緊張感を与えるといわれており、なかには白衣症候群を起こす患者もいる。白衣症候群とは、白衣による精神的ストレスから一過性の高血圧を起こしたり、循環機能に異常を起こす状態のことをいう。そのため、看護師はより印象を柔らかくして、相手がリラックスできる雰囲気づくりを心がけることが重要だ。

そのためには、まず斜め45度か90度の位置で45cm?120cmの距離を保ち、相手に威圧感や不快感を与えないようにすることがポイントになる。これにより、直接的に目線が合うことが少なくなり、初対面の相手でも負担が少なくなるからだ。また、こちらからは相手の気持ちを読み取りながらコミュニケーションを取る必要もある。また、コミュニケーションを取ろうとするときには、ただ距離が近ければ良いというわけではない。相手と近すぎれば表情が読み取りにくくなったり、相手に不快感を与えたりすることがあるため、細心の注意が必要だ。

看護師の中には、コミュニケーションを取るのが苦手な人もいるかもしれないが、このようなテクニックは、ネット上にも公開されている。また、看護師という仕事を通していつの間にかコツをマスターする人もいるため心配は無用だ。コミュニケーションが苦手でも、看護師を諦めず、これから学び習得すれば、経験を積むごとに苦手意識は解消されるはずだ。